tkBase プログラム仕様
tkBaseモジュール
このモジュールは、Webアプリケーション(特にCGI)で利用される基本的なユーティリティ関数を提供します。 エラーハンドリング、HTML出力の初期化と終了、ファイル読み込み、INIファイル解析、パス操作など、 共通の処理を簡潔に行うための機能が含まれています。
関連リンク: tkBase.py ライブラリ技術ドキュメント
- tklib.tkcgi.tkBase.end_html()[ソース]
HTMLページの終了部分を標準出力に出力します。
`<body>`と`<html>`タグを閉じます。`init_html`と対で使用することを想定しています。
- 戻り値:
None: この関数は値を返しません。
- tklib.tkcgi.tkBase.handle_exception(exc_type, exc_value, exc_tb)[ソース]
例外をHTML形式で標準出力に表示します。
この関数は、CGI環境などで発生したPythonの例外を、ブラウザで表示可能なHTML形式で整形して出力します。 通常、`sys.excepthook`に設定され、未捕捉の例外発生時に呼び出されます。
- パラメータ:
exc_type -- type: 例外の型。
exc_value -- Exception: 例外の値。
exc_tb -- traceback: 例外のトレースバックオブジェクト。
- 戻り値:
None: この関数は値を返しません。
- tklib.tkcgi.tkBase.init_html(charset='utf-8')[ソース]
HTMLページの基本的な開始部分を標準出力に出力します。
Content-Typeヘッダと、HTML5の`<!DOCTYPE html>`、<html>、<head>、`<body>`タグを 含んだページの骨格を出力します。指定された文字セットでmetaタグも設定されます。
- パラメータ:
charset -- str: HTMLページの文字エンコーディング。デフォルトは "utf-8"。
- 戻り値:
None: この関数は値を返しません。
- tklib.tkcgi.tkBase.read_file(path, charcode='utf8')[ソース]
指定されたファイルを読み込み、その内容を文字列として返します。
ファイルが見つからない、または開けない場合は`None`を返します。 ファイル読み込み時に例外が発生した場合は捕捉されません。
- パラメータ:
path -- str: 読み込むファイルのパス。
charcode -- str: ファイルの文字エンコーディング。デフォルトは 'utf8'。
- 戻り値:
str or None: ファイルの内容を表す文字列、またはファイルが開けなかった場合はNone。
- tklib.tkcgi.tkBase.read_ini(path)[ソース]
INI形式のファイルを読み込み、その内容を辞書として返します。
`#`で始まる行(コメント)、空行、`[`で始まる行(セクションヘッダ)は無視されます。 `key=value`形式の行のみを解析し、`key`と`value`の先頭・末尾の空白は除去されます。 ファイルが見つからない場合はエラーメッセージを標準出力し、`None`を返します。
- パラメータ:
path -- str: 読み込むINIファイルのパス。
- 戻り値:
dict or None: INIファイルの内容を表す辞書、またはファイルが見つからなかった場合はNone。
- tklib.tkcgi.tkBase.replace_path(path, template, ext_dict={})[ソース]
ファイルパスの各要素を抽出し、指定されたテンプレート文字列に適用して新しいパスを生成します。
与えられた`path`から、フルパス、ディレクトリ名、ファイル名、ファイル本体、拡張子を抽出し、 それらをキーとして`ext_dict`に追加します。 その後、この`ext_dict`と既存の`ext_dict`の内容を使って`template`文字列をフォーマットします。 ※この関数は`os`モジュールに依存しています。
- パラメータ:
path -- str: 解析するファイルパス。
template -- str: パスの要素を埋め込むためのテンプレート文字列。例: "{dirname}/{filebody}.{ext}"
ext_dict -- dict: テンプレートのフォーマットに使用される追加のキーと値を含む辞書。 この辞書はパスの要素で更新されます。
- 戻り値:
str: フォーマットされた新しいパス文字列。