tkvesta プログラム仕様
VESTA関連データ、特に元素情報を扱うモジュール。
VESTAで用いられる元素情報ファイル (elements.ini) から原子の基本情報を読み込み、 管理するためのクラス tkVESTA を定義します。 このモジュールは、物質シミュレーションや可視化アプリケーションにおいて、 原子のプロパティを簡単に取得・利用するための基盤を提供します。
- class tklib.tkcrystal.tkvesta.tkVESTA(path=None, print_level=1)[ソース]
ベースクラス:
objectVESTAの元素データや関連情報を管理するためのクラス。
元素の名前、原子番号、原子半径、ファンデルワールス半径、イオン半径、表示色などの情報を 辞書形式で保持し、容易にアクセスできるようにします。
- read_VESTA_elements(path=None, print_level=1)[ソース]
VESTA形式の元素データファイルから原子情報を読み込みます。
このメソッドは、指定されたパスのファイル、またはデフォルトの elements.ini から 原子の様々なプロパティ(原子番号、半径、色など)を読み込み、辞書形式で返します。 ファイルが存在しない場合やパスが指定されていない場合はNoneを返します。
- パラメータ:
path -- str, 元素データファイルへのパス。Noneの場合、デフォルトで VESTADBDir ディレクトリ内の elements.ini を使用します。
print_level -- int, メッセージの表示レベル。1の場合、ファイルからの読み込み時に コンソールにメッセージが表示されます。
- 戻り値:
dict or None, 読み込んだ原子データを含む辞書。 辞書のキーは原子名(str)、値は各原子の詳細情報(dict)。 詳細情報のdictは 'Z' (float), 'atom_name' (str), 'ratom' (float), 'rvdw' (float), 'rion' (float), 'color' ([float, float, float]) をキーに持ちます。ファイルが存在しない場合はNone。