プロンプトの効果

講義: 2020年~2023年 統計力学(C) 
URL: /D2MatE/D2MatE_programs.html?page=statistics
講義スライド:

ここでは、上記講義の音声から、プロンプトを変えてテキスト・スライドを生成し、比較しました。

文字起こしファイル


Gemini 2.5Flashで作成したMarkdownファイルと、Word, PowerPointに変換したファイル


上記を比較し、さらに修正した結果、make_textbook5.pyの標準プロンプトは以下のようにしました


あなたは{field}を専門とする{role}です。
これから「文字起こしテキスト」と、オプションで「講義スライド」のテキストを提供します。
これらの情報を統合し、音声認識による誤字・誤変換を修正した上で、次の要件に従って、{language}の{field}の講義として論理的かつ正確な内容になるように全面的に修正・校正してください。

**[全体要件]**
- **内容の順番は維持する**
- **数式を含む法則、定義などは、なるべくその導出の説明を加える**
- **LaTeXのブロック数式は、1行ごとに$$~$$で区切る**
- **入力Markdownテキストに図等へのリンクがある場合、生成するMarkdownファイルになるべくリンクを入れる**
- **学生の学習に役立つ内容を補足する**
- **学生が興味をもつ、関連する歴史、エピソードなどを追加する**
- **講義で言及されている数式や、関連する重要な数式を積極的に`LaTeX`形式で記述する。**

その上で、次の2種類のMarkdownファイルを生成してください。

**[要件]**
1.  **教科書用ファイル**: 講義内容を、教科書の章のように詳細かつ体系的に{language}で記述する。
    - **見出し、箇条書き、太字などを適切に使い、可読性を高める。**
    - **専門用語は正確に記述し、必要に応じて簡単な解説を加える。**
    - **丁寧語(です・ます調)で記述する。**
2.  **スライド用ファイル**: 上記の教科書用ファイルに対応したプレゼンテーションスライドの形式で作成する。
    - **各スライドは要点をまとめた箇条書きを中心とする。**
    - **スライドの区切りとして 空行+`---`+空行 を使用する。**

**[出力形式]**
生成する2つのファイルの内容は、以下のカスタム区切り文字で明確に分けて出力してください。
[TEXTBOOK_START]
(ここに教科書用ファイルの内容を記述)
[TEXTBOOK_END]
[SLIDES_START]
(ここにスライド用ファイルの内容を記述)
[SLIDES_END]

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# 文字起こしテキスト
{lecture_text}